新線トンネル、上り9号入口の真っ黒い闇が目の前に!
最長の新線上り9号トンネルには保線用の距離標記も。蛍光塗料で光る仕組み。
9号トンネルの工事、保線用斜坑出口。そこは碓氷の険しい山裾。
廃線ウォークには多くのサポーターの方がおられ、この信号も何と寄贈!保存鉄道の文化がここに。
熊ノ平信号場で峠の釜めしを頂く。もちろん美味しい!
旧線6号トンネルに横坑も。中世のヨーロッパ建築を思わせますが、SLの煤煙に悩まされた難所。
旧線4,3,2号のトンネルinトンネルinトンネル。自著「鉄道廃線トンネルの世界」の表紙にも。
横川に近づくと、まだ紅葉が残っていて、トンネルが額縁のような素敵な光景が広がりました。
11月26日(土)碓氷峠廃線ウォーク(主催:安中市観光機構)で自著「鉄道廃線トンネルの世界」発売1周年記念の特別講師を務めさせて頂きました。
明治26年にわずか1年9か月の工期で完成した旧線のトンネル(遊歩道・アプトの道)、
高度成長期の輸送量の増大に伴って昭和38年に付け替えられた新線のトンネル、
この日は軽井沢から横川まで、約550mを下る「66.7‰(パーミル)」を体感する
ルートで、好天の下、横川に近づくとトンネルが額縁のように紅葉が臨め、素敵でした。
昨年コロナで踏破できなかった新線上り9号トンネルにも念願かなってたっぷり体験。
1,332mの長さは公開されている廃線トンネルの中では日本最長と思われます。
その真ん中で、「碓氷の地山の闇」を味わう消灯体験も行いました。
何の音もしない”極上の闇”。都会ではなかなか味わえません。
そして、この上り9号トンネルには工事、保線用の斜坑も通ることができ、
斜坑を出ると碓氷の山裾の崖に立ち、これも感動しました。
ゴールの横川・峠の湯では、
手持ちの「鉄道廃線トンネルの世界」を希望者にプレゼントさせて頂きました。
サインは光栄ですが、まだ慣れないです。
見どころ満載の「生きたトンネル博物館」、碓氷峠の「廃線ウォーク」の特別講師を
来年も務めさせて頂きますので、また、こちらのHPで告知いたします。
ぜひ、碓氷の大自然と国の重要文化財にも指定されているトンネル、橋梁の鉄道遺産群を
ご一緒に堪能しましょう!!
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