10月5日(木)鉄道と港のまち敦賀・モニターツアー(観光庁事業、主催:福井鉄道、読売旅行)が開催され、
JR貨物の協力により特別公開された敦賀港線跡をご案内しました。
前回のファムトリップに続き、
インバウンド対応も意識してのツアーで、台湾のお客様もおられ、
AIチャットを活用した翻訳システムをスマホにダウンロードし、
自身で操作しながらのご案内でした。
なので、ツアーの様子をスマホで撮影できませんでしたが、
JR貨物の皆様のご厚意で、
終了後、運行当時走っていた小型ディーゼル機関車をバックに
写真を撮って頂きました。
敦賀港線は1882年に日本の鉄道で3番目に開通した歴史ある路線で、
その後欧亜国際連絡列車(東京~敦賀~ウラジオストック~パリ・ロンドン)も
運行された重要路線でした。
すでに廃線となり、JR貨物のコンテナ取扱は続けられていますが、
廃線エリア内が公開される機会はなかなかないので、貴重な経験をさせて頂きました。
コンテナ内を活用してタブレット(閉塞器)や制服・制帽も展示され、
お客様が楽しそうに着用して記念撮影されて、こちらも嬉しくなりました。
今後の公開は未定ですが、付近エリアには、
やはり最古の煉瓦作りのランプ小屋、赤レンガ倉庫(とキハ28型静態展示)、
敦賀鉄道資料館など、鉄道にまつわるコンテンツが集積しています。
来年3月の北陸新幹線敦賀延伸を機会に、ますます楽しみなエリアです。
#敦賀港線跡